Surrounded with Bobbin Laces and Italian Embroideries

BARJAC OMBREE 2 − a floral Torchon lace

ウルリケ・フェルカーによる、BARJAC OMBREE の第二図案集です。

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商品の紹介１

著者： ウルリケ・フェルカー 著
言語： ドイツ語、英語
※　本書は、母国語版原書です。
種類： ハードカバー　104 ページ
寸法： 29.7 × 21.0 （ cm ）

※　本書のお求めいただける場合は、
私どものサイト「お問い合わせ」よりご連絡いただくか、あるいは、
他の商品をご注文いただき、その商品を取り消しし、本書をご注文いただく旨、コメント欄にご記入ください。

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商品の紹介２

　様々なタイプのレース技法が織り込まれている、BARJAC OMBREE の、特に、Floral Tochon Lace に似ている側面を取り上げた、図案集です。

「序文；
「 織り上がったレース作品をどうされるのですか？
　織り上がったレース作品は何に使われるのかしら？
　皆さんは、こう聞かれることが良くありますよね。

　 こういう質問に答えるのは結構難しいことです。 21世紀の誰にとっても、レースは「 日用品 」ではないですから。
　でも、本当のことを言えば、18世紀にだって、「 日用品 」ではなかったんです。
　音楽と同様に、レースは数々の文化的表現の中の一つでした。 音楽は、録音・再生の技術が登場するまで、演奏された瞬間に消えてゆく儚い作品でしたけれど。

　 音楽家と同様に、私たちレースメーカーにとっても、文化的表現を制作する過程は出来上がった作品以上に大切なものです。レースを織ること自体喜びであり、心を満たすものですよね。

　そして、Barjac Ombree は織るのが本当に、とっても楽しいですから、新しいデザインで本書を作ることにしました。

　 2014 年に Barjac Ombree を出版してから気づいたことですが、Barjac Ombree は精緻なフローラルトーションレースととてもよく似ています。そして、精緻なフローラルトーションレースは、多くのレースメーカーが新しい図案を楽しみにしています。

　 本書で私は、多くの異なるグランドを用いましたし、太めの糸でもうまく織れる図案を特にデザインもしました。精緻なフローラルトーションレースでうまく織ることができて、満足できる出来栄えになる太めの糸を見つけるのには、結構骨が折れましたよ。

　練習用図案 1（ 7-9 ページ ）は、トーションレースを既に織ったことのある、全てのレースメーカー向けです。
　練習用図案 2（ 10-15 ページ ）は、図案を見てトーションレースを織ることができるレースメーカー向けです。
　練習用図案 3（ 16-24 ページ ）では、段階を追って全ての上級技法を学び、糸の濃淡を活用する気付きをレースメーカーに提供します。この図案は、既に Barjac Ombree を織ったことがあるレースメーカーか、あるいは、練習用図案 2 を織ったレースメーカーか、さらには、バンシュレースのような連続糸レースを織ることができるレースメーカー向けです。
　他の図案には、濃淡ある糸を活用する気付きを与えてくれるものもあります。そういった図案やそれに付随する技法は、練習用図案 3 をうまく織れる、上級のレースメーカー向けです。上級まで行かないレースメーカーの皆さんにとっても、ギンプをほとんど使わずに、必要に応じて糸を増減することで濃淡を出すことに気づきがあるかもしれません。 　練習用図案 1 と 2 の終わり（ 9, 15 ページ ）にあるように、濃淡のある糸を上品に、そして、満足ゆく始末にすれば、作品は美しく、とても上手に出来上がります。

注；濃淡をつけるペアを 4 から 2 ないし 3 に減らしたいのならば、減らすペアを中央で取り除きます。結ぶことは必要ありません。グランドで増減したペアは、a+ という印を図案に付けておきました。多くの場合、23 ページにある技法 S を用いることができるでしょう。

ウルリケ・フェルカー　（ 原文：英語 ）」

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